「第1回とやまスタートアップエコシステムサミット」にゴールドウインベンチャーパートナーズ代表取締役金田が登壇
2024.09.19
9月2日(月)、「第1回とやまスタートアップエコシステムサミット」が、Goldwin社の創業の地でありR&Dの拠点である富山県にて開催された。
このイベントは、日本一のスタートアップフレンドリーな地域の実現を目指し、成長企業の発掘・支援に向けたスタートアップエコシステム形成を標榜する 「T-Startup」が主体となって行われたもの。富山駅近くの会場には、新田県知事をはじめ、行政、地元企業、投資家、そして富山発のスタートアップや支援企業の関係者約200名が集った。
本年6月にGoldwin社と包括連携協定も締結している富山県の依頼を受け、Goldwin Play Earth Fundを運営するゴールドウインベンチャーパートナーズ代表取締役金田武朗がトークセッションに登壇。さらにCVCからのスタートアップ支援メッセージをゴールドウイン経営企画室事業開発マネージャーの木元から伝えた。
冒頭、新田県知事も挨拶の中でスタートアップエコシステム構築支援することを強調、このイベントへの県あげての意欲を見せた。前半は、T-Startupの事業説明やゲストを交えてのトークセッションが行われ、富山県のイノベーションを起こす地域としてのポテンシャルや他地域での事例、具体的にエコシステムに必要なヒトの存在など、多様な視点から議論された。
金田の登壇したセッションには、ミズノ株式会社から総合企画室エキスパートの中嶋弘貴氏、MTG Ventures代表取締役の藤田豪氏が参加し、スタートアップ支援や地域活性について事業会社側の視点からトークが交わされた。「地域をどう捉えているか?」というお題では、「地域活性だけを目的にはしていないが、当社が富山県南砺市につくろうとしているNaturing forestは、地域のコンテンツとの共創という側面も。パークとしてのサスティナビリティは地元の方々と一緒に作りたいと考えている。違うもの同士の掛け合わせの新しさを作るところに地域が大事になる」と富山という地場との関係性構築を重視していると金田は語った。
サミットの後半では令和6年度T-Startup企業6社へ選定式と各社のピッチが行われた。大学発のテクノロジーからSaaS、エアラインやゲームなど多様な事業は各々注目を集めていた。
サミットの最後には、ネットワーキングセッションが設けられ、県内外からの参加者同士の交流も深まり、本イベントが目指す富山独自のスタートアップエコシステムの構築に向けた重要な一歩となった。
【T-Startup Webサイト:https://t-startup.jp/】